最近サブスクリプション(以下サブスク)が流行っており、購入者だけでなく、事業者側でもサブスクの導入を検討する方も増えてきています。
音楽などの嗜好品をはじめ、最近では洋服、家具、車など、生活に必要になるものまでがサブスクで使えるようになり、「毎月定額でいつでも使える」という部分に大きな魅力を感じている方もおられるでしょう。
事業者側でも「定期購読」「オンラインスクールの支払い」「保守サービスでの利用」など様々な用途で、毎月自動的にお金を徴収できるシステムは、非常に便利になるとおもますし、今後どんどん発展してくる分野だと思います。
サブスクの導入方法について調べると、スクエア(square)やサブスクペイなどを始めとする決済代行サービスも充実してきており、それらを利用することで、個人の飲食店やオンラインサロンなどでも手軽にサブスク形式での販売が出来るようになりつつあり、どれを利用するか迷いますよね。
そんな中、最近非常に盛り上がりを見せているのが、「メンバーペイ」というサービスで、手軽にはじめられる上に手数料も比較的安いことで、利用する事業者が増えてきていますが、正直ネットに評判などがなくて不安な方も多いと思いますので、実際にメンバーペイを3ヶ月間利用してみてわかった情報を包み隠さず公開したいと思います!
- メンバーペイの概要や特徴
- メンバーペイの評判
- 実際に使用して気づいたメリット・デメリット
- メンバーペイの効果的な活用方法
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そもそもサブスクって何?
サブスクリプション(subscription)とはいわゆる「定期購読・定期購入」のことを指し、実はここ最近始まったものではなく、もともと日本でも新聞や雑誌、牛乳などの定期購入が行われていました。
そのため広義的にはピアノのレッスンの月謝や、塾のお金など様々なものが含まれていますが、この記事では「オンライン上でサービスの販売」という部分を主に話していこうと思います。
サブスクのメリット
オンラインでのサブスク決済サービスには事業者側にも購入者側にもメリットが多く存在します。
事業者側のメリット
- 継続的な売り上げを得られる、安定した収入源の確保
- ユーザーの使用状況が分かるためサービス向上に役たつ
- 初期費用が安い(もしくは無料)ではじめられる
- それぞれからお金を徴収する必要がなくなるので業務改善につながる
購入者側のメリット
- ほとんどの場合月額制になるため初回に払う費用が抑えられる
- 好きな時に解約できる
- とりあえず利用してから必要かどうかを決められる
- 毎月定期引き落としなので支払いの手間が省け、また必要なお金を計算しやすい
など、色々なメリットがありますよね。
逆にデメリットとしては「最初は収益が少なくなる」「利用していなくても料金が発生する」など、それぞれにデメリットもありますが、お互いに対策できる部分が多いためサブスクリプションはビジネスモデルとして非常に優秀だと言われています。
メンバーペイとは
そんなサブスクを手軽に使用することができるサービスが「メンバーペイ」です。
会社情報
メンバーペイは株式会社グルトが運営しているサービスで東京都渋谷区に本拠地を置いています。
正直あまり名前を聞いたことのない会社だと思うので不安になる方もおられると思いますが、株式会社クラウドワークスという企業と個人を繋ぐサービスを幅広く展開している超大手の会社のグループ会社になります。そのため会社としての信頼度はかなり高いでしょう。
特に似たようなオンライン月額定額決済サービスを運営する他の会社は、海外に本社があるものも多く、日本企業が運営しているサービスという面でもかなり安心できる部分でもあります。
メンバーペイでできること
メンバーペイには「月額定額プラン」と「サービス」の2周囲の販売形式が用意されています。月額定額プランはいわゆるサブスクのことで、毎月所定のクレジットカードなどから、自動でお金が入金される仕組みになっています。
そしてサービスという項目ですが、こちらは1回きりの販売をすることができるサービスです。例えば月額プランに加入する前に安価な料金で1回きりのお試しをしてみる。やその場その場でのサービスの提供をするなど様々な利用方法があると思います。
↓身体美容家認定協会様のサービスページ
このような形で、月額定額プラン(サブスク)とサービス画面を2つ分けて持つことができるので、幅広い層にアプローチすることも可能です。
商品投稿ページに写真や注意事項などの詳細を書いてあげるだけで、自動的に画面が作られるシステムになっているので、あまりネットに詳しくない方でも使いやすいかと思います!
メンバーペイの世間の評判
最近できたばかりのサービスなので、正直インターネットやSNSで調べても、そこまで根拠のある情報を見つけられませんでした。審査の厳しさに関してもかなり差があるようで、今のところは参考にはならなさそうです。
とはいえ凍結や出金拒否などの「悪い評判」はあまり見かけないので、もちろん利用数が少ないからというのもありますが、しっかりと利用規約に則って運用すれば非常に良いサービスのような印象です。(ここに関しては後ほど詳しく解説します。)
実際に3ヶ月間使用してみました。
世間の評判があまり参考にならないので、今回は私が運営しているオンラインスクールの1部の方に協力をお願いして、実際に使用してみましたので、それを踏まえてメリット・デメリットなどを解説していきます。
使いやすさ
この手のサービスを導入して最初にぶつかる壁が、管理画面の使いにくいという点です。
かなり沢山の項目があって使いこなせれば良いのですが、正直特定のお客様から会費を徴収する程度にしか活用しないのであれば、そこまでの機能は必要ないですし、それなら管理画面もシンプルな方が使いやすいと思います。
メンバーペイの管理画面はこのような感じです。
サービス一覧の管理画面(画像左)から販売しているサービスや停止しているものなどを確認することができ、右上の「+追加」を押すことで新規サービスの追加(画像右)が簡単に行えます。
最初に必要になる振込口座の設定や本人確認書類の提出に関しても、ダッシュボードから一括で確認することができるため、非常にスムーズにサービス開始が出来ると思います。
メンバーペイのメリット
メンバーペイを利用する上でのメリットは次の通りです。
- 管理画面がシンプルで使いやすい
- クレジット払いの他に、PayPalやコンビニ払いが利用できる
- 最短当日〜使用可能
- 審査が緩い
- 手数料が安い
とにかく今すぐに始めたい方や操作性に不安のある方にはおすすめのサービスになっております。
また、手数料も月額定額プランの場合、100円+3.6%とかなり安くなっており、1円でも安く済ませたい方にもおすすめです。
メンバーペイのデメリット
逆にメンバーペイを利用していて以下の部分でデメリットを感じました
- サービスリリースから日が浅い
- お問い合わせの返信が遅い
- 突然のアカウント停止
まずサービスから日が浅いためユーザーの要望が全て実装されているわけではなく、細かい設定(例えば年間払いなど)ができず、店舗様のサービス内容によっては利用が難しい場合もありますし、ここら辺は少しずつ改善されてはいますが、昔からあるサービスに比べるとユーザーの希望が叶うとは言い切れません。
またお問合せをしても1日〜数日返信が返ってこないことがあり、電話サポートもないので、急なトラブルに見舞われても自分でなんとかする必要があったり、私もそうでしたが原因不明のアカウント停止を急にもらってしまう可能性もあります。
決済会社の審査…とありますが、本人確認書類や口座確認も済んで、実際に収益が発生していたにもかかわらず、急に停止されました。もちろん利用規約に違反する内容のサービスは販売していないですし、問い合わせても個別には答えられないとのことで不安のある側面も存在しています。
アカウント自体は生きているので、売上を出金することはできましたが、利用者側からしてみれば、急に使用できなくなると色々困る部分もあるかと思いますので対策必須です。
デメリットの対策方法
それでは、どのような対策をすればデメリットの対策ができ、メンバーペイを効果的に使えるかを考えていきましょう。
- 利用規約をしっかり読んで違反しないようにする
- 1つのサービスに頼りすぎない
- 全て代行してくれるサービスの利用
1つずつ見ていきましょう
利用規約をしっかり読んで違反しないようにする
当たり前ですが、利用規約に違反している場合はサービス停止になる可能性があります。
特に取り扱い禁止商品に関する内容はしっかりと読んでおきましょう。
この中でも要注意なのは「無限連鎖講」「成人向けサービス」「仮想通貨や金券などの直接的な資産になるもの」あたりは、近年のネット関連の発展ともに該当する人もおられると思いますので要注意です。
ただ、私の場合はオンラインスクールの月謝の支払いといった特に規約に違反しているものではなく、むしろメンバーペイのホームページで推奨されている使用方法であったにも関わらず、利用停止措置を取られてしまいました。
理由が開示されていないため原因が不明ですが、突然収益がなくなる可能性も十分にあるため、他の対策方法も実践していく必要があります。
1つのサービスに頼りすぎない
万が一利用が停止させられた場合、来月以降の収益がなくなってしまいます。またアカウント自体を凍結されると出金すらできなくなる可能性もあります。
もちろんこれはどのサービスにも共通して言えることですので、メンバーペイだけの話してはないですが、2,3つ程度のサービスを並行して利用していくことをお勧めします。
例えば、ストアーズ(STORES)やモッシュ(mosh)などの他サブスクリプションサービスをすぐに利用できる状態にしておき、万が一利用ができなくなった場合には、すぐに他サービスを利用できるように準備しておくのも大切だと思いますし、複数サービスを出品するのなら、最初から分散しておくのもありだと思います。
もちろん管理の手間が増えますが、自分の収益が0になるくらいでしたら多少の手間でもリスク分散を徹底する価値はありますよね。
全て代行してくれるサービスの利用
もし店舗や企業側での予算に余裕がある場合は、自分たちで管理するのではなく、
全て代行できるサービスを利用するのもありだと思います。
全てを運営側に任せられるので利用規約に違反してサービス停止になる心配も低いですし、管理する時間や人件費を浮かせられるので、別の場所にリソースを割くことも可能です。
まとめ
今回は、メンパーペイについて、評判やメリット・デメリットを解説していきました。
デメリット部分を克服できるような対策をとれば、非常に便利なサービスだと思いますので、1度利用を検討してみるのは良いと思います!!