Twitterでは、今まで、140文字(半角英数字の場合280文字)のツイートを投稿することが可能で、それ以上の長文になる場合は、ツイートを追加してスレッド形式、もしくはメモ帳のスクリーンショットなどを利用する必要がありました。
ただ、イーロンマスクはこの文字制限の不条理を終わらせるとツイートしており、実際に
実際、米国では2023年2月8日(現地時間)、有料プラン「Twitter Blue」の契約者であれば最大4000字までの長文ツイートが可能となりました。
もちろん有料プランのTwitter Blue限定で、試験的に開始されたばかりの機能になるので、どこまで本格的に利用できるのかなどは、今後修正を行いながら全体リリースになるとは思いますが、めっちゃ活用できそうな機能ですよね…!!
そんなロングツイート機能が日本でも利用可能に!
2023/03/04の18:00頃から日本でも実装されたとの情報が入りました。まだ日本でもTwitter Blueの有料プランに加入している人限定の機能にはなりますが、既にサブスク契約を結んでいる人は試してみてください!!
ロングツイートの使い方
特に専用の投稿画面がある訳ではありません。
下記の画像の様に通常のツイート作成画面に文字を打ち込んでいき、140文字を超えると自動的にロングツイートに変換される仕様になっております。
通常のツイート(残り2文字)
長いツイート(残り文字数が変化しています)
このように簡単に長いツイートを作成することができ、使い方によっては店舗や企業、ブロガーさんなど、様々な業種でSNS集客が見込めると思います。
ぜひ利用してみてください!!
ロングツイートのメリット
ロングツイートにはどういったメリットがあるのでしょうか。まだ日本で実装されたばかりなので検証材料が少ないですが、現時点でわかっている範囲でお伝えしていきます。
- 詳細クリック数が上がる
- リプライもロングでツイートできる
- 無料のブログのように活用できる
詳細クリック数が上がる
詳細クリック数が平均して5倍くらいに増えたとのツイートが見受けられました。もともとTwitterのアルゴリズムで「詳細クリック数があがればツイートの滞在時間が増えるためツイートは伸びやすくなる」というのは分かっていましたので、それがロングツイートによって、さらに加速されるのではないかと考えられます。
今までよりもバズる可能性が高いかも!?
もちろん内容にもよりますが。
リプライもロングでツイートできる
認知や露出を作るためにリプライを活用するのは有効です。
またアルゴリズム上でも『他アカウントとの交流が多い』という良い評価を受けてフォロワーのTLに掲載されやすくなり、結果的に閲覧数やエンゲージメント総数が増加してフォロワー外の人にも届く様になると言われています。
リプライを活用する基本として元ツイートに対しての感想と意見を述べつつ自身の体験談を織り込むというのがあります。ここの解像度を情報量で上げることができるのはかなり有効です。
また、課金してなくて140文字しかリプライできない人もいるので単純に目立つことができます。リプライを活用している人は長文で行ってみてください。恐らく通常より効果が見込めるでしょう。
無料のブログのように活用できる
ブログで本格的に収益を上げるとなると、独自ドメインやサーバーの契約、デザイン面の設計、不具合のメンテナンスなど、様々なことを自分でする必要があり、なかなか手を出しにくいと感じている方も多いと思います。
Twitterのロングツイート機能を利用してあげれば、SNS上で自分自身を宣伝しつつ、そこから集客に繋げるといった、簡単なブログのような立ち回りができると思います。
さらにブログとは違い、記事を投稿した直後からインプレッションを得られるのも、大きなモチベーションにつながると思うので、ブログを持っていない人にもおすすめですし、もちろん既にブログを運用している人はSNSとの両立をできれば、かなり強い味方になるでしょう!!
ロングツイートのデメリット
逆にロングツイートにはどういったデメリットがあるのでしょうか。
- 長いのは読むのしんどいと感じさせてしまう
- ライティング力が問われる
長いのは読むのしんどいと感じさせてしまう
140文字という手軽さがTwitterの特徴でした。それは投稿者だけでなく読む側も同じです。
文章が長くなればなるほど、「読者は読むのがしんどい」と感じるという点では、ブログと同じですが、Twitterでは自分や記事の内容にそこまで興味がない人もタイムラインに表示されて読んでくれます。そういった層にはしんどいと感じられる可能性があり、また1日に何度もロングツイートをしていると、読まれなくなる可能性も否めません。
文章に改行や「かっこ」を混ぜながら簡潔にまとめる。さらに数日に1ツイート程度の間隔で、普段の運用にプラスしてあげるのが良いと思います。
ライティング力が問われる
当たり前ですがライティング力が高い人がかなり有利になります。
正直今までは140文字オンリーだったので大したライティング力がなくても誤魔化す事ができました。ですがこれが通用しなくなる可能性があります。これが一番大きなデメリット(障壁)になると思いますが、2000文字のロングツイートを作成することは、ブログなどの文章を使用する媒体に慣れていない方にとってはかなり苦戦が強いられると思います。
逆に、超絶美しく心を動かすライティングスキルの持ち主はめちゃくちゃTwitterを伸ばすのが簡単になります。ライティング力があるかどうかによって、Twitterの影響力にどんどん差が生まれてしまうでしょう。
最後に
今回はTwitter Blue限定で新機能として実装された、ロングツイート機能について、現状の情報をまとめていきました。
デメリットを克服できるのであれば、かなり効果的な機能になると思いますので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか?