こんにちは!
突然ですが、バルミューダってご存知ですか?
おしゃれなトースターや扇風機で有名な、あの高級家電ブランドです。
「パンがめっちゃおいしく焼ける!」って話題になった、あのトースターを作ってる会社ですね。
実は今、このバルミューダが大ピンチなんです…!
2025年の業績予想が、なんと15億円の赤字に下方修正されたんですよね。
「えっ、あのおしゃれ家電のバルミューダが!?」
って驚いた方も多いんじゃないでしょうか。
というわけで今回は、
バルミューダが赤字になった原因と、これからどうなるのかをまとめてみました!
ぜひ最後まで読んでいってくださいね〜!

そもそもバルミューダってどんな会社?
まず、バルミューダについて簡単におさらいしますね。
バルミューダは2003年に創業した家電メーカーです。
2010年に発売した扇風機「The GreenFan」、2015年の「BALMUDA The Toaster」が大ヒットして、一気に有名になりました。
特にトースターは、累計出荷台数200万台を超える超ヒット商品!
「高くてもいいものが欲しい」という人たちに支持されて、高級家電ブームの火付け役になったんですよね。
2020年には東証マザーズ(今のグロース市場)に上場。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでした…。
なんでバルミューダは赤字になったの?原因を解説
じゃあ、なんでそんな好調だったバルミューダが赤字になっちゃったのか?
原因は大きく分けて4つあります。
① スマートフォン事業の大失敗
これ、かなり痛かったです…。
バルミューダは2021年に「BALMUDA Phone」というスマホを発売したんですよね。
寺尾玄社長の肝いりプロジェクトで、14万円超という強気の価格設定でした。
でも、問題は「価格と性能が見合ってなかった」こと。
スペックはミドルレンジ級なのに、価格はハイエンド並み。
SNSでは
「デザインは好きだけど、この価格なら他を選ぶ」「5万円台なら評価は違った」という声が相次ぎました。
家電では
「デザイン重視・高価格」が通用したけど、スマホ市場ではコスパが重視されるんですよね…。
結局、2023年に撤退。この失敗で約20億円の赤字を出してしまいました。
② 円安で製造コストが爆上がり
バルミューダのビジネスモデルは「海外で作って日本で売る」スタイル。
だから、円安になると製造コストがどんどん上がっちゃうんです。
2024年には1ドル=160円台まで円安が進んだ時期もありました。
これがめちゃくちゃ経営を圧迫したんですよね…。
③ 物価上昇で「高い家電」が売れなくなった
これも大きい。
物価がどんどん上がっていく中で、消費者のマインドが変わってきてるんです。
「ちょっといいもの」を買う余裕がなくなってきてるんですよね…。
バルミューダのような高価格帯の家電は、まさに影響を受けやすいカテゴリーです。
実際、流通在庫が増えてしまって、出荷を抑制せざるを得ない状況になったそうです。
④ 海外展開も思うように進まず
バルミューダは海外売上比率を50%まで高める計画を立てていました。
特にアメリカ市場に力を入れていたんですけど…。
トランプ政権の関税政策の影響で、想定していた価格設定や販路戦略が難しくなったんです。
これも売上が伸び悩んだ原因のひとつですね。

今すぐできる!投資家・ファンが知っておくべきポイント
「じゃあ、バルミューダはもうダメなの?」
って思うかもしれませんが、そんなことはないんです。
知っておくべきポイントをまとめますね。
ポイント① 家電ブランドとしての底力は健在
スマホは失敗しましたが、本業の家電はまだまだ強いんです。
2023年に発売したホットプレート
「BALMUDA The Plate Pro」は、発売初週で5000台以上を出荷するヒット商品になりました。
トースターも「結局このトースターに戻る」とSNSで言われ続けるほど、根強いファンがいます。
ポイント② コスト構造の改善を進めている
バルミューダは2024年に一度黒字化を達成しています。
人員削減や原価率の改善、価格改定など、コスト構造の見直しを進めてきたんですよね。
2023年には168人いた従業員が、2024年末には100人まで減っています。
在庫も37億円から11億円程度まで圧縮。
かなりスリム化を図っています。
ポイント③ 新しいカテゴリーへの挑戦
バルミューダは新しい挑戦も始めています。
なんと、
Appleの元デザイン責任者ジョナサン・アイブ氏の会社と共同開発した55万円のLEDランタンを発売!
これは富裕層向けの新カテゴリーを開拓する動きですね。
施設側…じゃなくて、会社の取り組みを紹介!
バルミューダは今後に向けて、いくつかの対策を打ち出しています。
生活家電の収益構造を再構築
採算の悪い製品を整理して、利益の出る商品に集中する方針です。
そのために5億6000万円の特別損失も計上しています。
痛みを伴う改革ですが、必要なことですよね。
海外展開は継続
アメリカ市場への3億円の投資は継続中。
製造拠点も中国から東南アジアに分散させて、関税リスクに対応しています。
グローバル前提の製品開発
これまでは「日本向けに作った製品を海外にも売る」スタイルでした。
でも今後は、最初から海外展開を前提にした製品開発を進めていくそうです。
これからのバルミューダは「並ばない」…じゃなくて、復活できる?
正直、15億円の赤字は従業員100人規模の会社にとってはかなり大きいです。
でも、バルミューダには「生活体験を変える家電」という原点があります。
スマホ失敗という痛みをどう成長の糧に変えるか。
2026年以降の新商品展開と経営判断が、同社の未来を大きく左右することになりそうです。
「ブランドの物語はまだ終わっていない」
私はそう思っています。
まとめ:バルミューダの赤字は複合要因だった
というわけで、今回はバルミューダの赤字問題についてまとめました!
赤字の原因は…
- スマートフォン事業の大失敗(価格と性能のミスマッチ)
- 円安による製造コストの上昇
- 物価上昇で高価格帯家電が売れにくくなった
- 海外展開が関税などで思うように進まず
でも希望もある…
- トースターやホットプレートなど、本業の家電は依然として強い
- コスト構造の改善を進めている
- 新カテゴリーへの挑戦も継続中
バルミューダのトースターやホットプレートが気になってる方は、今後のニュースもチェックしてみてくださいね!
高級家電ブランドの復活劇、見届けたいところです!
それでは!
✅ バルミューダは2025年に15億円の赤字予想🟨
✅ 売上は前年比21%減と厳しい状況🟨
✅ スマホ事業撤退後も家電分野の苦戦が続く✅
✅ 在庫調整や広告施策の見直しを進めている✅
✅ 高級ランタン投入や米国市場への投資で再起を狙う🌟





