こんにちは!
秋の紅葉シーズン、本当なら登山に最高の季節なのに…今年はなんだか様子が違いますよね。
私も毎年この時期は山に行くのを楽しみにしてるんですけど、今年はクマのニュースを見るたびに「行っても大丈夫かな…」って不安になっちゃって。
実際、登山仲間との会話でも「今年はちょっと怖いよね」「山を変更した」っていう声をよく聞くようになりました。
調べてみたら、クマ出没の影響で登山を控える人が本当に増えてるみたいなんです!
今回は、クマ出没が登山客にどんな影響を与えているのか、そして安全に山を楽しむにはどうすればいいのか、私が調べたことをシェアしますね。

登山者の約8割がクマに不安を感じてる現実
まず、どれくらいの人がクマに不安を感じてるのか、データを見てみましょう。
登山情報サイト「てんきとくらす」が2024年10月に行った調査によると、登山者の約8割がクマ出没増加に不安を感じており、登山をためらう傾向にあることがわかりました。
しかも「実際に登山計画に影響があった」と答えた人と「影響がなかった」と答えた人がほぼ半々という結果に!
つまり、半分の人は実際に行動を変えてるってことなんです…。
具体的にどんな影響があったかというと、「行く山を変更した」が61.6%で最も多く、次いで「安全対策を強化した」が39.9%でした。
クマの出没情報を避けて、登山エリアそのものを変更する人がこんなに多いんですね。
登山仲間の間でも3人に1人が「計画変更」の話題を認識しているそうで、もう完全に「今年はクマが多いよね」っていうのが共通認識になってるんです。
クマの出没、今年は本当に異常なレベル
じゃあ実際、今年のクマ出没ってどれくらいすごいのか、数字で見てみましょう。
2024年4月から8月の出没件数は1万704件で、前年度を上回るペースで推移しています。
環境省の報告によると、2024年は全国で熊の出没件数が過去最多を記録したんです!
人的被害も深刻で、2024年10月30日時点での死亡者数は全国で12人に達しています…。
2023年度の人身被害の件数は198件、被害者数は219人で、これは2006年度の統計開始以降で過去最悪の数字だったんですけど、2024年はさらに上回るペースなんですよね。
特に東北地方が深刻で、岩手県が最多で3453件、秋田県が3089件、青森県が1384件。
昨年の同時期と比べると、岩手県は1.4倍、秋田県はなんと3.5倍も増加してるんですって!
しかも驚いたのが、従来は山間部での被害が中心だったのに、最近は低山や人里近くの山、さらには北アルプスの標高の高いところにまで出没するようになってるんです。
「ここなら安全」っていう場所がほとんどなくなってきてるんですよね…。

登山道の閉鎖や立ち入り制限が相次ぐ
クマの出没で、実際に登山道が閉鎖されたり立ち入りが制限されたりするケースも増えています。
日光いろは坂の明智平展望台では、本来なら下りは歩いて降りるコースが人気だったのに、展望台周辺でクマの目撃情報があったため、徒歩での下山は危険ということで片道切符の販売を中止しました。
京都の嵐山周辺でも10月25日にクマのような動物が目撃され、多言語の看板を設置して注意を呼びかけています。
観光客が訪れる京都でクマって、本当に信じられないですよね…!
宮城県大崎市の鳴子峡でも、紅葉の見頃がピークを迎えた11月上旬に4カ国語でクマ出没注意を呼びかける看板を設置。
せっかくの紅葉シーズンなのに、観光事業者からは「客足が悪い」と危惧する声が上がっているそうです。
北上市では夏油高原スキー場で開催された紅葉まつりの来場者が例年より3割ほど減少しました。
登山イベントやトレッキング企画も中止されるケースが相次いでいて、「楽しみにしてたのに…」っていう声も多いみたい。
なぜこんなにクマが増えてるの?専門家の見解
ここまでクマが増えてる原因って、何なんでしょうか?
専門家の方々によると、最大の原因は「熊の個体数が増えたから」と言われています。
全国的に(四国を除く)クマの生息域が拡大し、個体数が増えていることが明らかになっているんです。
具体的な数字を見ると、紀伊半島の推定生息数が1998年度調査の180頭から2024年度の調査で467頭と2.5倍以上になっています!
ヒグマもツキノワグマも着実に頭数が右肩上がりのため、熊出没や被害が増えていると推測されるんですね。
他の原因も複雑に絡み合ってる
でも理由はそれだけじゃないんです。
木の実(ブナ・ミズナラなど)の不作や減少が顕著で、クマが山中で充分な食料の確保が困難になったため、人里への出没機会が増えたという面も。
気候変動や異常気象の影響で生態のリズムが乱れつつあるのも要因のひとつなんですって。
2024年は全国的に気温が高い日が続き、山の積雪量も例年より少ない地域が多かったから、クマの活動期が長くなってるんです。
暖冬の影響で冬眠明けが早まり、2月頃までクマが活動する地域も出てくる可能性があるそうで…。
つまり「クマに会う時期」が長くなってるってことなんですよね。
それから、地方の過疎化や高齢化により里山の緩衝帯が失われ、生活圏の境界線が曖昧になっているのも大きな要因。
拡大した生息域のほとんどは里山地域で、山菜採りやキノコ狩り、散歩やハイキングでも人がよく立ち入る場所なんです。
つまり今、クマと人の生活場所が近づき、重なってきているんですね。
意外!登山中の事故は実は少ない
ここで意外な事実なんですけど、実は登山中のクマ事故って、全体から見ると少ないんです!
北海道のヒグマにおける分析によると、襲われた人が何をしていたかというと:
- 狩猟・有害駆除: 41%
- 山菜・キノコ採り: 38%
- 山林作業: 8%
- 釣り: 3%
- 登山: 3%
登山は意外と多くないことがわかります!
日本クマネットワークが全国の人身事故をまとめた報告書でも、山菜・キノコ採りが50%を占め、登山などのレジャー中は7%に留まっているんです。
なぜかというと、登山者は存在を知らせる熊鈴をつけ、見通しのいい登山道を歩くことが多いので、バッタリ遭遇が避けられているから。
一方、山菜やキノコ採りは登山道から外れた見通しのあまり良くない場所で行う上、黙って作業するため、クマが人の存在に気付きにくいんですね。
つまり、正しい対策を取れば登山は比較的安全ってことなんです!
これを知って、少しホッとしました。

登山者ができるクマ対策とは?
じゃあ具体的に、私たち登山者は何をすればいいのでしょうか?
専門家の方々のアドバイスをまとめてみました!
事前の情報収集が最重要
まず、クマ対策で最も重要なのは「クマと遭遇しないようにする」こと。
登山の前に必ず最新の目撃情報をチェックしましょう。
環境省や各都道府県の公式サイトで「クマ出没情報マップ」を確認できます。
上智大学の研究チームが開発した「クマ遭遇AI予測マップ」なんていうのもあって、AIが熊遭遇リスクを予測してくれるんです!
直近の目撃情報があるところには行かないこと、立ち入り禁止場所の表示には必ず従うことが大切です。
音を出して存在を知らせる
クマは基本的に人間を避ける習性があるので、音により自分の存在をクマに知らせることが大切です。
最もポピュラーなのが熊鈴で、実際に山に設置された自動撮影カメラには、鈴の音に反応してその場を離れるクマの行動が映っているそう!
ただし、クマ鈴だけに頼るのは危険。
沢沿いや風の強い日は、鈴の音がかき消されやすくなるから、電子ホイッスルやベアホーンを併用するのが現実的です。
それから、鈴の音に慣れてしまった個体もいるため、音の種類を変えていくことが予防のコツなんですって。
肉声や手拍子、ラジオの音声なども効果的なので、併用するといいですね!
熊スプレーを持参する
遭遇した場合に備えて、クマ撃退スプレーを持っていきましょう。
大事なのは「すぐに手が届く位置」に装着すること。
チェストや腰ベルトに付けて、いつでも発射できるように構えられる状態にしておくのがポイントです。
リュックの中に入れておくだけじゃ、いざという時に間に合わないですもんね!
最近は熊スプレーの在庫が完売して入荷待ちになるほど需要が高まってるみたいです。
活動時間帯と場所に注意
クマは「薄明・薄暮型」と呼ばれ、明け方と夕暮れに活発になります。
この時間帯の登山や下山を避けるだけで、遭遇のリスクはぐっと下がるんです。
また、沢沿いの道やどんぐりの多い林、藪の濃いルートは熊の行動圏。
特に春(山菜シーズン)や秋(実りの季節)は、熊と人が同じ場所に入りやすい時期なので要注意です。
単独行動は避ける
登山する際には、単独行動を避け2人以上で行動しましょう。
グループで行動していると、クマが人に気づいて避けることもあります。
複数人なら会話を続けることで自然と音が出るから、クマに存在を知らせられるんですよね。
クマがいない地域で登山するという選択肢
ここまで読んで「じゃあ、どこなら安心して登山できるの?」って思いますよね。
実は、日本にはクマが生息していない地域があるんです!
クマの生息が確認されていない場所は:
- 九州: 全域(50年ほど前から生息は確認されていない)
- 四国: 香川県、愛媛県(剣山系周辺の限られた地域のみ生息)
- 関東: 千葉県(本州で唯一のクマなし県)
つまり、九州地方の山なら基本的に安全ってことなんです!
実際、青森県への旅行を計画していた横浜市の女性が、クマ被害のニュースを見て断念し、新たな旅先をクマ被害が少ない西日本に変更したというケースもあるそうです。
「どうしてもクマが怖い」って方は、九州や千葉の山を選ぶのもひとつの選択肢ですね。
ただし、徳島県や高知県の県境の剣山系周辺には少数ながらツキノワグマが生息しているので、四国が完全に安全というわけではないんですけどね。
登山業界全体への影響も
クマ出没は、登山者個人の問題だけじゃなくて、業界全体にも影響が出てるみたいです。
山小屋やガイド業、登山用品店などでは、クマ関連グッズの需要が急増する一方で、登山客そのものが減少してる地域もあるそう。
熊スプレーは「取り出せる位置で携行」が基本として、10月末から完売→入荷→数日で完売が続いているんです。
登山用品店に勤務していた方の話では、以前は熊スプレーが売れた話を聞いたことがなかったけど、今は主力商品になってるんですって!
一方で、北上市の夏油エリアは年間10万人が訪れ、年間10億円の経済効果がある重要な観光拠点なのに、クマの影響で大きく揺らいでいます。
登山道閉鎖やイベント中止が相次ぐと、地域経済にも大きな打撃になるんですよね…。
これからの登山とクマの共存
調べてみて思ったのは、「クマを完全にゼロにする」ことは現実的じゃないってこと。
人口減少や高齢化で里山を見回る人が減ったことも影響していて、これは簡単には解決できない問題なんですよね。
北海道では2025年から34年までの10年間で、1万3200頭あまりを駆除することで、道内の生息数を今の3分の2の7980頭に減らす計画があるそうです。
でも、ヒグマの寿命は20〜30年程度で、メスのヒグマは2〜3年毎に1〜3頭を産するから、駆除が追いついていないという声もあるんです…。
つまり、これからはクマと共存しながら登山を楽しむ方法を考える必要があるんですよね。
AIカメラによるクマ検知システムの導入や、電気柵の設置など、テクノロジーを活用した対策も進んでいます。
私たち登山者も、クマの生態を理解して、適切に行動することが大事なんだなって思いました。
まとめ:正しい知識と対策で安全な登山を!
今回調べてわかったことをまとめますね。
- 登山者の約8割がクマ出没増加に不安を感じ、半数が実際に登山計画を変更している
- 2024年のクマ出没件数は過去最多を記録し、死亡者数は12人に達している
- クマの個体数増加、餌不足、気候変動など複合的な要因で出没が増加
- 意外なことに登山中の事故は全体の3〜7%と少なく、正しい対策で安全性は高い
- 事前の情報収集、音出し、熊スプレー携帯、時間帯の工夫が重要
- 千葉県、九州は基本的にクマが生息していない安全な選択肢
- 今後はクマと共存しながら登山を楽しむ方法を模索する必要がある
調べてみて思ったのは、怖がりすぎる必要はないけど、正しい知識と対策は絶対に必要ってことなんですよね。
「クマが怖いから山に行かない」って選択肢もありだけど、正しく対策すれば登山中の事故は実は少ないんです。
事前にしっかり情報を集めて、音を出す装備を準備して、単独行動を避ければ、かなり安全に楽しめます!
山に入る以上、クマと遭遇するリスクはあるけど、それはクマの生息域に私たちがお邪魔してるようなもの。
クマの生活を乱さないためにも、私たち人間がしっかり対策を取ることが大切なんですよね。
秋の紅葉や夏の新緑、本当に素敵な季節だから、正しい知識を持って安全に楽しみたいですね!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう〜!
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✅ 登山とクマ出没の現状まとめ
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・登山者の約8割がクマに不安を感じ、半数が登山計画を変更
・2024年のクマ出没件数は過去最多、死亡者も発生
・原因は個体数増加・餌不足・気候変動・里山の境界消失など
・登山中の事故は少なく、正しい対策で安全性は高い
・事前情報収集・音出し・熊スプレー・時間帯配慮が有効
・千葉県・九州はクマが生息していない安全な登山地
・今後はクマと共存しながら登山を楽しむ時代へ
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