バスケに魅せられた少年は、紆余曲折を経てプロの舞台へ。
アメリカ留学時代の経験が彼をどのように成長させたのか?
このブログ記事では、
バスケットボールキングで掲載された、シェーファーアヴィ幸樹選手のインタビュー内容を基に
彼のアメリカ留学時代の経験に焦点を当て、
以下の3つのポイントを中心に紹介していきます。
- なぜアメリカ留学を決意したのか?
- アメリカでの生活とバスケの葛藤
- 帰国を決断した理由
- アメリカ留学で得たもの
父の「日本代表になれるんじゃないか?」
という何気ない一言から始まったバスケ人生。
順風満帆とは言い難い道のりを歩んできたシェーファー選手が語る、
留学という決断の裏側とは?
アメリカでの厳しい現実と葛藤、そして夢を追いかける強さ。
彼の言葉は同じ夢を持つあなたに勇気を与えてくれるでしょう。
プロフィール
- ポジション:PF、C
- 所属チーム:シーホース三河
- 背番号:32
- 国籍:日本
- 生年月日:1998年1月28日
- 年齢:26歳
- 身長:206cm
- 体重:106kg
- 出身地:兵庫県
- 出身校:ジョージア工科大学
経歴
- 高校1年生の夏に家族で東京へ引っ越し、サッカーを1年やるが不完全燃焼
- 高校2年生の頃にバスケを始める
- 高校3年生でU18のトップエンデバーに招集
- ブリュースターアカデミー、ジョージア工科大学に進学
- 2018年12月にアルバルク東京へ加入
- 2023-24シーズンはシーホース三河でプレー
プレースタイル
- 高い身長と運動能力を活かしたプレーが持ち味
- オフェンスではシュート、リバウンド、パスなどマルチな活躍を見せる
- ディフェンスではインサイドをしっかりと守り、リバウンドも積極的に取る
代表歴
- U18日本代表
- U19日本代表
- 日本代表
主な成績
- 2021-22シーズン:Bリーグ 優勝
- 2022年:アジアカップ 優勝
その他
- シェーファー選手は、アメリカで生まれ育ちました。
- 英語が堪能で、インタビューなどでも流暢な英語を話します。
- 趣味は音楽鑑賞と映画鑑賞です。
【バスケ留学の真実】圧倒的レベルに打ちのめされた日々
シェーファー選手がバスケットボールと出会ったのは、小学校の体育の授業です
当時はサッカー少年だった彼が、バスケに魅せられたのは高校1年生の夏、家族で東京に引っ越してきた時でした。
「自分でもできるんじゃないか?」という思いから始めたバスケは、彼の才能を開花させます。
わずか1年で世代別日本代表に招集されるほどの実力に成長しました。
しかし、彼の夢は日本代表にとどまるものではありませんでした。
アメリカへの夢:バスケで世界へ
U19W杯でアメリカ代表と対戦し、圧倒的な実力に感銘を受けたシェーファー選手は、
自身もアメリカでプレーすることを決意します。
当初はアメリカの大学進学を予定していましたが、プレップスクールを経てジョージア工科大学へ進学します。
厳しい環境と葛藤:アメリカでの挑戦
アメリカでの生活は想像以上に厳しいものでした。高度な練習環境と勉強との両立に苦しみ
試合出場機会も限られます。英語力不足も壁となり、精神的に追い詰められることもありました。
それでも諦めなかった意志:成長への道
シェーファー選手は諦めませんでした。チームメートのためにスクリーンやボックスアウトで体を張り、
信頼を勝ち取ります。限られた出場機会でも、常に全力でプレーし、自身の成長に繋げようと努力しました。
夢への帰還:プロとして新たな挑戦
2018年、日本代表で成長を実感したシェーファー選手は、プロ入りを決意。
アルバルク東京に入団します。ベテラン選手からプロとしての心構えを学び、
厳しい競争の中で這い上がっていきます。
学生へのエール:夢を追いかける勇気
インタビューの中で、シェーファー選手はアメリカ留学を目指す学生に向けて、
自身の経験を踏まえたアドバイスを送ります。
- アメリカ進学は必ずしも必要ではない
- プレーできる環境、成長できる環境を選ぶことが重要
- 英語力向上は必須
- 積極的にプレーし、自身の成長を追求する
まとめ
シェーファー選手のアメリカ留学で得たもの
- 圧倒的なレベルのバスケを体感し、自身の成長を実感
- 厳しい環境の中で、精神的に強くなり、バスケ選手としてのスキルを磨く
- 夢を追いかける強さ、努力することの大切さ、そして国際的な視野を身につける
- プロとして新たなキャリアをスタートし、更なる飛躍を目指す
このブログ記事が、同じ夢を持つあなたに勇気と希望を与えてくれることを願っています。